「ワイン」だなんて似合わないよ・・・。と知ってる奴から言われそうだ。。。
ツーリングという最高の趣味を見つけて1年余。
惚れてバイクに乗るこの幸せが今の自分には必要である。
そんなわけで、
かのぶどうで有名な「勝沼」に珠玉のワインを一本買いに。強烈な個性との出会いを求め、ヨーカドーのバイヤー任せでは無く勝沼に自らワインを買いに行く旅。
国道411号線を再び走る旅を愛車W400と共に出掛けた・・・。
そしてその旅は思いついた昨日の夜突如決定したのである。
AM5:30に松戸市の自宅を出発。
東京都新宿区。
国道20号線(甲州街道)は喧騒の夜の終わりを朝日で告げていた。
カラスの大群が道を埋めていた。
黙々と勝沼を目指しバイクを走らせて。
新宿副都心の大都会から延びるこの国道は、八王子を過ぎ暫く行くと、
緑の深い大自然ロードと化す。
上野原付近
この信じられない変貌ぶり。。。
勝沼には程なく到着した。
気分良く走っていたらという感じで。
珠玉のワインが果たしてあるのか。。。
勝沼町 ワイナリー「勝沼シャトー」に到着。
適当に選んだワイナリーだが。。。ワインはわからないから。
いよいよ人生初のワイナリーに到着である。
観光バスが結構停まっていた。
シャトー勝沼ワイナリー限定という飲みやすそうな「観光客向けのワイン」に群がる
観光客たちを尻目に、
「これぞ勝沼ってワインありますか??」
と割と大きな声で店員に聞く自分。一瞬「シーン」と静まるワイナリー
勝沼シャトー。。。
無論試飲などせず赤、白1本ずつ購入した。
店員は「これもなかなか。。。」といっていた。どうやら、、、
売れ線ではないワインを購入したようだ。。。
このワインは、帰宅後飲もう。。。
楽しみだ〜〜
ワイナリーを去ろうとするとき、このワイナリーの誘導係の女性に、
「この先にぶどうの丘というのがあります。せっかくだから行ってみれば。。。」と言われ行って見る事に。。。
ぶどうの丘
ぶどうの丘からの風景
ぶどうだらけな勝沼。
これだけ著名な勝沼が、市ではなく町であった事はこの旅で初めて知るのである。。。
ここから、いつもの悪い癖というか。。。
初心者なのに峠道を求め、かの「大菩薩峠〜国道411号」
甲府盆地までのツーリング。
大菩薩峠へ。
大菩薩初鹿野線。
この道は険しい。。細くてタイトで。。。
野生の匂いが充満していた。。。
峠を越え、昼飯を食う。
地元で名産の「ほうとう」の暖簾をくぐった。
味噌汁に平たいうどんが入ったような食い物だった。
具沢山。\1200-なり。
旨かった!!
約1年前に初夏の甲府盆地のあの真っ直ぐ伸びた鈍色に輝く道が忘れられず・・・。大菩薩峠を下った国道411号をじっくりと走ってみたいと思っていた。
この鈍色の真っ直ぐ伸びた道が、この地域の自分の印象である。
この旅も成功だ。
最近寝酒は近所のイトーヨーカドーで買っている
家計に優しい「一番安い」ワインと決まっている。。。
口当たりは軽くて優しい。。。一見心地よい。
飲み安い!割と旨い!しかしその背景は。。。
例えば。。。
良い学校だから。。。絶対安心だから。。この会社に。この学校に行きなさいという親の言葉に乗って行き。疑いも無く、割と気に入って納得し、割と幸せなんだと明るく生きて行く人生のような。。。。
人に認められた共感めいたものや世間との折り合いを感じ「一人前」とする幸せを許容するような。。。。
一度何かに不信や疑問を持った人間の出発は急いで今日やる必要がある。
人の言うことを紗に構え疑い、だけど結果動けなくなることがあるから。
与えられた道を行く。ホントはそれでも良いんだろうけどね・・・
人生で一番大切な「出会い」をワインになぞらえ探したいと思った。
その結果が絶望でも悪魔でも良い。そうなれば戻ってやり直せば良い。人生は。。。
そう思う。
あと2ヶ月ほどで38歳になる。今の自分の人生観である。
ワインを語るには少しおこがましいが。。。
個性的な、ちょっとどこが旨いんだか判らない様な。映画でいえばフェリーニの映画のような、俺独りにはちょっと判らないような、個性的なワインがあるはずだ。
真実の職人は、例えば地球でただ一人の主張をしなくてはならない場合でも「ここを表現する」という自信や行き先や、揺ぎ無い自分ひとりの人生のストーリーを描けるはずである。
孤独である事は、自分独りのことではない。
これだけ人がいて、それぞれ孤独であるとすれば・・・・。
ワインに関して強力に個性的なワインが飲みたくなった。
最後に。。。勝沼シャトー ワイナリーで購入したワイン。
赤:甲斐ノアール
白:シュール・リー
白は日本酒を彷彿させるジューシーさと個性のある酸味。
要は。。。少し酸っぱい日本酒のような。。
赤はこれから空ける。。。
この個性に感謝!
その辺の酒屋に売ってたら落ちるけどね










